愛山・喬太郎二人会 ![]() |
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神田梅之丞は伯山の一番弟子である。口調もいいし、発声もいい。下手に伯山の真似をしていないのもいい。相撲ネタの「雷電の初土俵」を立て板に水のように読んでくれた。柄に邪魔されることなく、話に入り込むことができた。 「北斎と文晁 茶室の合作」は以前「らくごカフェ」の愛山先生の会で、神田鯉花が読んだ話である。愛山先生が読むと話に深みが出る。 筆者には久しぶりの柳家喬太郎であった。縦横無尽に「寝床」のおかしさを引き出して見せた。
「ウルトラのつる」は喬太郎得意のウルトラマンものである。ウルトラマンに関する 「三河義士伝 敵の倅」は義士伝ものの外伝になるのか。赤穂義士伝では敵役となる吉良家の家来から見た討ち入りである。 吉良側から見れば理不尽な話である。江戸城の松の廊下でいきなり切りつけられ、別室に避難しただけなのに、喧嘩両成敗で謹慎しなければならなくなった。その後、大石内蔵助率いる赤穂の家来たちによって一方的に屋敷に討ち入られ、大怪我を負わされ、最終的にはお家断絶となった。この事件はのちに歌舞伎になり、講談になり、小説になり、映画になった。いずれも大石内蔵助率いる四十七士は正義の味方であり、吉良 愛山先生は吉良家の家来の一人称で事件の |
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