2016年  一覧へ
東庄町 / 京都


---東庄町(2016.10.22)---


天保水滸伝遺跡案内図
天保水滸伝遺跡案内図

天保水滸伝の故郷千葉県香取郡東庄町へ行った。目的はここの公民館で演る公演「講談と浪曲で聴く天保水滸伝」を聴くためである。

東庄町へ行くには成田線、銚子線を乗り継いで「笹川」という駅へ行かなければならない。「笹川」は天保水滸伝の主役の一人笹川重蔵の笹川である。もう一人の主役飯岡助五郎の飯岡駅も総武本線にある。

登場人物も多く大変な話である。国定忠治や清水次郎長まで登場する。全員実在の人物である。そして実話である。

行ってみるとどうしてこのような閑散とした街でそんな派手な抗争があったのかと思う。抗争の元は利根川の水利権であったようだ。今でも水利権というのはトラブルの元になりやすいが当時はその比ではない。江戸時代、銚子で水揚げされた魚や塩、味噌醤油といった生活必需物資は利根川から荒川、隅田川を経て江戸の街に運ばれたのだ。普通の水利権以上の価値があった。

今の東庄町はつわものどもが夢の跡。いくら歩いても人に出会うことはなかった。だが10月22日の公民館大ホールは熱気があふれていた。

「講談と浪曲で聴く天保水滸伝」の感想はこちらからどうぞ。


(スライド)

---京都(2016.2.21〜2.22)---


法観寺五重塔
法観寺五重塔

京都は何度来ても新しい。

今回のテーマは二つある。一つは六道珍皇寺。その境内にある冥界へ続いているといわれる井戸、そして参道にある幽霊子育飴本舗。なんとなく京都らしい取り合わせである。ちなみに泊まったホテルはホテル本能寺。本能寺の境内に建っている。

もう一つは立川志らくの京都公演、京都芸術センター講堂での独演会だ。何故講堂? 京都芸術センターというのは明治2年に開校して平成7年まで続いた明倫小学校を改造して京都の芸術振興のために使用している施設なのだ。教室から講堂から校庭にいたるまで小学校として使用していたままだ。その講堂での独演会だ。演者も観客も乗らないわけがない。

志らく独演会の感想はこちらからどうぞ。


(スライド)

Copyright(C) 2012 Umayakaji.com ALL rights reserved.