指揮者は秋山和慶氏から沼尻竜典氏に変わっていた。秋山氏が自宅で転倒し、怪我をしたようだ。プログラムは予定通りに行われた。
初めはヨハン・シュトラウスII世の「皇帝円舞曲」。お正月らしい華やかな曲だ。
続いてベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。ピアノ協奏曲の王者という雰囲気の曲である。ひたすら格調が高い曲である。
ピアノの小山実稚恵さんが弾くピアノは迫力満点であった。低音部を連打する部分ではピアノ全体が唸りを上げているようであった。
小山実稚恵さんのアンコールはベートーヴェンの「エリーゼのために」。「皇帝」とは正反対の可愛い曲であった。
最後はドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。華やかな曲の中でもナンバーワンの曲である。オーケストラの分厚い音が印象に残った。お正月の最後を飾るのにふさわしい演奏であった。
指揮者の沼尻竜典はメリハリのある動作で楽団員と一体化していた。急遽交代したようには見えなかった。
アンコールはヨハン・シュトラウスI世の「ラデツキー行進曲」。ニューイヤーコンサートの締めはやはりこの曲でなければ。盛大な手拍子と共に始まった。
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