リストの交響詩「レ・プレリュード」もグリーグの「ペール・ギュント」もお馴染みの曲で聴いていて楽しかった。
特に「レ・プレリュード」を聞くと昔見た伊丹十三監督の映画「タンポポ」のあるシーンを思い出す。確かラーメン屋を開店して店開きをした日に流れた音楽だった。「栄光の日」というイメージだ。
ブラームスの「交響曲第2番」はブラームスの「田園交響曲」といわれているそうだ。確かに肩の力が抜けていて第1番の交響曲と比べると重厚さがまるでない。聞いていて疲れない。気楽に聴くことができる。
指揮者の井崎正浩氏は表現力が豊かな人で、オーケストラの力を十二分に引き出していた。無理やり演奏させるというよりも、自分も楽しみながら演奏するというタイプの指揮者である。
アンコールはブラームスの「ハンガリー舞曲 第6番」。華やかな曲で、アンコールにふさわしい。ブラームスのハンガリー舞曲はどれを選んでもアンコールにふさわしい曲ばかりである。
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