今日のプログラムはベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザークとオールスターのような組み合わせであった。
ベートーヴェンの「序曲コリオラン」は安心して聴ける曲だ。音符と音符の組み合わせに無理がなく、音楽が自然に流れていく。それでいて主張すべきところは主張する。王道の音楽といった風格を持っている。
シューベルトの「未完成」は華麗である。華麗としか言いようのないメロディである。
ドヴォルザークの「交響曲第8番」は全体的にまとまりの良い曲である。ダレ場がない。曲がいつでも張っている。
東京ムジーク・フローは初めて聞いた。今まで聞いたオーケストラの中で一番アマチュア的であった。全体的に年齢層が高く、見た目のスマートさに欠けている。だが見かけによらず音は前に出てくる。会場の音響特性も良いのだろうが、このオーケストラの弦楽器から出る音に圧力があった。特にコントラバスとチェロの圧力は強かった。
ホールに着いた時は雨降りだったが、演奏会が終了して外に出ると太陽がでていた。びしょ濡れになっていた傘を開いて日差しを遮るとともに乾かしながら歩いた。
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