今日のプログラムはすべてフランス人の作曲家による曲であった。
イベールは名前も曲もはじめて。「バッカナール」とはバッカスのことだそうだ。バッカスというと飲めや歌へやのどんちゃん騒ぎのイメージである。金管楽器主体の勇壮な曲であった。
プーランクという作曲家は名前は時々耳にするがその曲は聞いたことがない。バレエ組曲「牝鹿」は5楽章からできている。エスニック風の風変わりなメロディであった。
本日のメインプログラムはベルリオーズの「幻想交響曲」。全体的に音量が乏しい印象を受けた。オーディオ装置ではあるまいし音量に乏しいとはどういうことだ。オーケストラか指揮者に自信がないのか。演奏者は張るところは張っていたので音は出る。張るところ以外が問題で、なんとなく自信がない印象だ。指揮者は常に同じ調子で、強調したり、抑えたり、情感を出したり、というシグナルを演奏者に送ることをしなかった。クール。または情感が不足。
本来演奏を終了した時に感動が押し寄せてくる曲なのに、そのようにはならず、勝手が違った。
ホールに着いた時は土砂降りの雨だったが、演奏会が終了して外に出ると雨はすっかりやんでいた。すぐ近くにあるスカイツリーの照明がきれいだった。階段のところで数人のひとが写真を撮っていた。
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