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小石川植物園 / 小野上温泉 / 京王百草園



---小石川植物園(2019.7.26)---


木立
木立ち

木漏れ日
木漏れ日

小石川植物園は山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」や黒澤明監督の映画「赤ひげ」で有名な小石川養生所の跡地である。現在は東京大学大学院理学系研究科の附属施設になっている。

門を入ると東京大学大学院理学系研究科の事務棟がある。ここには一般の入場者は入れない。

構内に入るといきなり森の中に入ったようで外の熱気がまるで感じられない。入場する人の数も少ないので山奥に入り込んだような気になる。

小道が縦横に続いてどちらへ行ったらいいのか迷う。だがどのように歩いてもいずれは塀にぶつかる。その外は住宅街である。

小石川養生所時代からの木がそのまま残っているのか、どの木の幹も太い。

森はよく整備されているがごく普通の森林公園という雰囲気で大学の研究施設のようには見えない。

都民の公園としてもっと利用者が増えればいい。


(スライド)


---小野上温泉(2019.4.22〜4.23)---


小野上温泉駅付近
小野上温泉駅付近

吾妻線に小野上温泉という駅がある。高崎から万座方面へ行く線である。

ひとつ前の駅が小野上だからここに三軒ある温泉旅館のために建てた駅だろう。駅を出るとすぐ温泉旅館がある。

そのほかには何もない。温泉に入るためだけの場所である。

目の前を川が流れている。吾妻川だ。岩がゴロゴロしていていかにも川の上流という雰囲気だ。

鳥が多い。早朝から夕方まで常に鳴いている。

温泉はぬるいアルカリ泉である。ぬるくても少し入っただけで体がポカポカしてくる。

コンビニもATMもない。ATMでお金を引き出そうと思ったら1時間に1本ある電車に乗って渋川まで行かなければならない。


(スライド)


---京王百草園(2019.2.4)---


京王百草園案内板
京王百草園案内板

都内で20℃という暖かさ。梅園を見に行くには絶好の日和である。

京王線の百草園という駅は各駅停車しか止まらない小さい駅だった。百草園の看板はどこにも見当たらない。

こういう時はグーグルマップが頼りだ。場所はすぐわかった。

国道を少し行って左に曲がるとあとは一本道。それにしても途中から急になる勾配には参った。もう少し急だったら階段にしなくては登れないと思うほどの道を10分ほど登ると百草園の入口があった。

中は山の頂上を梅園にしてある。頂上に登ると見晴らしは最高だ。東はスカイツリーが見え、西は富士山が見える。

鳥が梅の木の上でさえずり、池には鯉が泳いでいる。冬とは思えないほど暖かい。園内を一周すると汗ばむほどである。


(スライド)

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