若い頃、ギルバート・オサリバンの「Alone Again」をよく聞いた。主体的にではなく、ラジオから自然に流れてくるのだ。この曲は今でも耳の奥にこびりついている。
年譜によるとこの曲が世界中に大ヒットしたのは1972年だったそうだ。その時オサリバンは26才、筆者は20才であった。
現在77才のオサリバンは途中20分間の休憩をはさんで正味2時間を歌い切った。1曲5分とすると20曲以上を歌ったことになる。声は記憶に残る昔と変わらない。
彼がキーボードとヴォーカルを担当し、ギターをビル・シャンリーが担当した。アコースティックとエレキの2種類のギターを曲に応じてみごとに使い分けていた。
特にエレキ・ギターの音色はすばらしかった。
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