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フライハイト交響楽団 第50回記念演奏会

「バッハ 前奏曲とフーガ変ホ長調」をフルオーケストラで演奏した。シェーンベルクの楽譜が指示しているのかもしれないが、筆者としてはバッハをフルオーケストラで聴くのは初めてだったので、新鮮だった。

20分ほどの曲を演奏した後、20分間の休憩。そのあとのマーラーの曲が長いので仕方がない。

フライハイト交響楽団 第50回記念演奏会

マーラーの交響曲第9番は1時間30分の大作である。聴く方も覚悟が必要である。

マーラー最後の完成した曲はそれまでの交響曲の集大成と言われている。ただ1番や2番、5番の交響曲のようなメリハリに乏しいため、とっかかりにくい。ところどころヴァイオリンのアンサンブルの中にマーラー独特の曲想が現れ聴衆の脳をくすぐるが、すぐ全体の中に埋没してしまう。

マーラーの交響曲第9番は聴く方にとっても難曲であった。


 
(曲目)
   ・J.S.バッハ 前奏曲とフーガ変ホ長調----- シェーンベルク編曲
   ・休憩 
   ・交響曲第9番 ニ長調----- マーラー
(演奏)
   ・演奏----- フライハイト交響楽団
   ・指揮----- 森口真司

                
(時・場所)
 ・2023年1月22日(日)
 ・13:30〜15:40
 ・すみだトリフォニーホール


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