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オーケストラ・ルゼル 第26回演奏会

芥川也寸志の「交響管弦楽のための音楽」はNHKの大河ドラマの主題曲のようだった。勇壮な時代劇の主題曲という雰囲気だった。

「交響三章」もまた勇壮な曲。特に第3楽章はティンパニと大太鼓の連打が大迫力だった。

ベートーヴェンの「英雄」はこれぞ交響曲という曲。特に第1楽章はナポレオンをイメージして作曲したと言われているだけに、英雄ナポレオン・ボナパルトが馬に乗って進軍しているような勇壮な曲である。

各楽章それぞれ聴いたことのあるメロディで、大作曲家と言われるひとたちは皆メロディ・メーカーなんだと思った。

オーケストラ・ルゼル 第26回演奏会 アンコール曲

第4楽章の途中でヴァイオリンのひとりが席を外し、楽屋に戻っていった。しばらくしてから出てきて何事もなかったように弾き出したが、何があったんだろう。ヴァイオリンの弦が切れでもしたのか。クラシックのコンサートを聴き始めて、50年間で初めて見た光景であった。

アンコール曲の「エニグマ変奏曲」は親しみやすい曲である。この曲もまた一度聴いたら耳について離れない。


 
(曲目)
   ・交響管弦楽のための音楽----- 芥川也寸志
   ・交響三章----- 芥川也寸志
   ・休憩 
   ・交響曲第3番 変ホ長調「英雄」----- ベートーヴェン
   ・(アンコール)
「エニグマ変奏曲」よりニムロッド
----- エルガー
(演奏)
   ・演奏----- オーケストラ・ルゼル
   ・指揮----- 和田一樹

                
(時・場所)
 ・2022年8月6日(土)
 ・13:30〜15:30
 ・ティアラこうとう・大ホール


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