根木マリサの竹の塚でのコンサートは3回目である。観客はほとんどリピーターと思われる。挨拶もそこそこに本題に入る根木さんは最初から絶好調である。
「My Black」は根木さんの愛車の色である。車の運転が趣味らしい。
次はスタンダードナンバーの「Take The A Train」。快調である。
ここからマックギルバートが登場する。曲は「Close To You」。マックさんもこの会場がホームになりつつある。最初から快調に飛ばす。
前半のステージはハービー・ハンコックの曲「Watermelon Man」をマックさんが熱唱して幕。マックさんのハイトーンがスイカ売りの掛け声にぴったりだ。
後半の最初は西表島の蟹の歩き方を曲にした「In The Mangrove Forest」。ユーモラスでかわいい曲だ。
エロール・ガーナーの名曲「Misty」をマックさんがしっとりと熱唱する。大向こうから掛け声がかかりそうな名調子だ。
「When You Cross The River」は根木さんの思い出の情景から作られた曲である。力強いピアノのタッチが印象的だ。
初めてオランダで生活した時に作った「Tot Zeins」。マックさんの歌と会場の掛け声が混じり合って一体化した「Piu-Piu-」。
コンサートは絶好調のうちに終わり、アンコールはスティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」をマックさんがノリノリで歌った。
根木さんは今年の夏もこの会場に来てくれることを約束してくれた。コンサートは終わったばかりだが、今から楽しみである。
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