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Shinoharu English Rakugo in Kashiwa II

立川志の春の英語落語。あいさつからまくら、本題まですべて英語。
イェール大学卒業の志の春、得意の英語落語は定期的に日比谷、深川の落語会で催されていた。柏の定例会では今回で2回目である。

まずは「禁酒番屋」。知っている噺なので英語で話されても困らないが、滑稽(こっけい)なニュアンスが伝わらない。

続いて「饅頭怖い」。上方ではトリの噺だが、江戸前では前座噺になる。くすぐりが多い噺だがやはり爆笑とはならない。

演目

トリは「ねずみ」。人情噺を英語では少しきつい。言葉の意味よりも感情を伝える噺なので、こういう噺を観客の心に届けるのは難しいのではないか。

約50席の会場はほぼいっぱい。拍手や笑いの多さに、ここ柏の地は志の春のホームであることを納得させられた。


 

(演目)
   ・Riquor Gate(禁酒番屋)----- 立川志の春
   ・Manju Kowai(饅頭怖い)----- 立川志の春
   ・仲入り
   ・Nezumi(ねずみ)----- 立川志の春

                
(時・場所)
 ・2019年10月20日(日)
 ・15:00〜16:45
 ・柏・京北ホール


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