台湾の風とともに〜合唱とオペラ・ハイライト〜  一覧へ


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地下鉄千代田線の北千住駅で降りて地上に出ると狭い道にぎっしりと居酒屋が並ぶ飲屋街である。飲み屋街を抜けたところに東京藝術大学北千住キャンパスがある。上野の東京藝術大学本部とは周りの雰囲気が全然違う。

スタジオAは冷房がガンガン効いていて蒸し暑い外から入ると天国のようだ。

第1部は国立台湾師範大学音楽学部女声合唱団による合唱。台湾の曲がメインだが合唱団のレベルが高いので聴いていて飽きない。彼女たちもただ立って歌っているだけではなく向きを変えたり、振りを入れたりする。

「身騎白馬」という曲では独唱のひとが独特の振りをつけながら歌った。20年間離れ離れになっていた夫と妻が会うという歌だが言葉はわからないが聴いていて胸がジーンとした。

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第2部はオペラのハイライト場面を二重唱で演ずるというもの。それぞれのオペラのシーンの衣装を着て掛け合いで歌った。

おなじみの「フィガロの結婚」や「セヴィリアの理髪師」の男女の掛け合いは迫力があった。

アンコールは台湾の国民的な歌手テレサ・テンの「雨の夜の花」を出演者全員で歌った。

寒いほどになっていた冷房の効いた会場から外に出ると夕方の北千住の街は蒸し暑く、飲屋街は客の姿が増え始めていた。


 

(出演者)
   ・第1部 合唱   
    ・合唱国立台湾師範大学音楽学部女声合唱団  
    ・指揮陳麗芬  
    ・ピアノ宋婉玉  
   ・第2部 オペラ・ハイライト  

                   
(時・場所)
 ・2018年7月29日(日)
 ・15:00〜17:10
 ・東京藝術大学北千住キャンパス・スタジオA


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