この会場は小型のサントリーホールといった印象で非日常的な雰囲気を与えてくれる。音響は素晴らしい。
幻想序曲「ロメオとジュリエット」はキャッチーなメロディの宝庫チャイコフスキー作曲だけあって聞いたことのあるメロディがいたるところに出て来る。
シューマンの「ピアノ協奏曲 イ短調」も有名な曲である。第1楽章の甘酸っぱいメロディは誰でも聴いたことがあるに違いない。
今日のメインはムソルグスキーの「組曲 展覧会の絵」である。管楽器のきらびやかな冒頭のファンファーレは有名である。最初のトランペットソロをミスってしまった。これは致命的である。
アンコールはショスタコーヴィチの「祝典序曲」。景気のいい曲である。
ほとんどの観客は地元葛飾区の住人である。近所のおばちゃんが誘い合って来て和気藹々と帰って行く。この会場ができたことによってクラシック音楽が身近になったようである。
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