マエストロ・小林研一郎のアリア  一覧へ


パンフレット

いきなり”新世界”から始まった。そういえば今日のメインはヴェルディのアリアだ。
久しぶりに聞く”新世界”は良かった。前から5列目の席ということもあり楽器の音圧をもろに感じた。ティンパニの音が頭に心地よく響いた。

ヴェルディのアリアを歌うのは芸大大学院に在学中の宮里直樹(テノール)と新進のソプラノ 岡田昌子。

宮里は体格も立派なら歌も堂々としていてとても1カ月前からドキドキしていたとは思えない。本格的なコンサートは今回が初めてのようだ。

岡田昌子は新進とはいいながらも実績があり、2年間イタリアに滞在して数々のオペラに出演している。声ものびのびしてよくとおる。

ホール

アンコールは2人のデュエットで”乾杯の歌”。これには思わず体が動きそうになった。クラシックのコンサートでなければ体をゆすったり手拍子をしたりするのだが。

アンコール

会場を出たら乾杯の歌のメロディで口笛を吹いていた。外はまだ明るく日曜日の午後ののんびりした雰囲気が漂っている。

ざくろ

京成金町駅のすぐ脇にざくろが生っていた。

季節はいつの間にか秋になっている。

(演目)
・ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」
           ---日本フィルハーモニー交響楽団
・ヴェルディ「リゴレット」より”女心の歌”
           ---宮里直樹(テノール)
・「椿姫」より”ああ、そはかの人か〜花から花へ”
           ---岡田昌子(ソプラノ)
・「椿姫」より”パリを離れて”
           ---(Duo)
・「椿姫」より”燃える心を”
           ---宮里直樹(テノール)
・「運命の力」より”神よ、平和を与えたまえ”
           ---岡田昌子(ソプラノ)
・アンコール「椿姫」より”乾杯の歌”----(Duo)

(時・場所)
・2013年9月29日(日)
・14:30〜16:30
・かつしかシンフォニーヒルズ・大ホール


<厩火事.com>
Copyright(C) 2012 Umayakaji.com ALL rights reserved.