この会はチケットがない。主催者のノートに予約した者の名前が書いてあるだけである。7ヶ月前に予約したが台帳に自分の名前が載っているか不安であった。
いつもと同じ時間に行ったが列の長さが随分長くなっていた。この季節は昼間は太陽が出ていて暖かいが太陽が沈むと急に寒くなる。寒くなっても松之丞人気は衰えない。
神田みのりは「笹野権三郎」という話。相変わらず元気が良い。
第十三話「おふみ重四郎白州の対決」では畦倉重四郎絶体絶命。意外に早く捕まってしまった。
第十四話「白石の働き」では同心の白石がコジキに化けて大活躍、決定的な証拠を掴んでくる。
第十五話「奇妙院登場」は牢屋の中での話。畦倉重四郎は隅の隠居となり牢屋の中でナンバー2になる。奇妙院という詐欺師の老人が入ってきて話がねじれ始める。
松鯉先生、まくらで講談はこれからの成長産業だから若い人で覇気のある人はどんどん入ってきてほしい、と言っていた。
受付では前回同様松之丞が自分の本を売っていた。
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