4月29日土曜日、三遊亭円丈の会のシブゲキのロビーで落語らしきものをやっていた噺家、三遊亭はらしょうの独演会である。なぜか入場料タダ。会場には16脚のパイプ椅子が並べてある。満席で16人か。
ドキュメンタリー落語は古典でなく、新作でもないと話し始めた。まくらか雑談のようなものか。漫談に近いかも知れない。
一話目はご当地練馬のラーメン屋の店員の話をまくらにして「いらっしゃいまピー」という話。本人が今アルバイト店員をしているという練馬のスーパー「オオゼキ」の話も出てくる。練馬の住人なら「あるある」というかもしれない。
次はトーク、コメディアンのタマゴ、関根大との「雑談」。
トリはネタおろしで「悲しみの大須」。同名の師匠の噺に触発されて弟子になったというはらしょうが実際に名古屋の大須演芸場に行って見た。師匠の噺の通りさびれていて感激した、という話である。
最終的には椅子は20客に増えていた。満員以上の盛況となった。今日で85話になったネタをみがけば師匠のように集客力のある噺家に化けるかもしれない。
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