なかなかいい組み合わせなので楽しみだった。序曲「ローマの謝肉祭」は華やかで序曲にふさわしい曲だった。
モーツァルトの交響曲第38番ニ長調「プラハ」はよく知っている曲で華やかないい曲なのだが突然睡魔に襲われた。あまりにもいい曲なので脳がゆるんでしまい5分と起きていられなかった。
ドヴォルザークの交響曲第8番ト長調は最も好きな曲なので睡魔に襲われることもなく最後まで聴くことができた。残念なことは管楽器が練習不足で時々変な音が出る。華やかに張り上げる部分が多い曲なので管楽器の不調は目立った。 弦楽器は好調でヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ベースそれぞれしっかり演奏していた。
アンコールの2曲、スラヴ舞曲の10番と8番はそれぞれ親しみのある曲でよかった。10番はしんみりと8番は華やかにそれぞれ特徴がはっきりしていて楽しかった。
ドヴォルザークは曲想がドイツ圏ではなくフランス圏でもなくアジアに近いので親しみが持てる。交響曲第8番の第3楽章を聴いていたらこの人を昭和の日本に連れてきたら歌謡曲のヒットメーカーになれるだろうと思った。
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